床を踏んだ時にギシっと音がでる、いわゆる”床鳴り”を直しましょう。
下動画のように、踏むたびにギシギシと音が鳴ってて不快でした。
この場合、フロアが下地にしっかりと接着されず浮いており、踏むたびにフロアが上下し、そのたびに和室の敷居とこすれて音が鳴っているのではと考えられます。
つまり、フロアの浮きが床鳴りの原因だと思われます。
そこで、この、注入補修用セット「フロアメンダ-
」を使って床鳴りを直すことにしましょう。
このフロアメンダ-は少し気の利いたホ-ムセンタ-では売っておりますし、ネットで買うなら少々お得に買う事ができます
。
まず準備として、どの部分が床鳴りするのかをしっかり見極めます。
そしてそのポイントに2ミリのキリで穴をあけます。
梱包を開き、中に入っていたゴムパッキンに爪楊枝で穴をあけ、付属の注射針を差し込みます。
ゴムパッキンが差し込まれた注射針を、先ほどの2ミリの穴に差し込み、注射器を針にセットします。
説明書に従って2液性の専用ボンドを作り、それを注射器に入れます。
注射器にピストンを差し込み、そのまま穴の内部へボンドを流し込みましょう。
ゴムパッキンを押さえつつ、ピストンを押すとジュルジュル-という音とともにボンドが流し込まれます。
(ピストンが重い場合、穴の深さが浮きのところまで届いていない可能性があります)
流し込んだ後は溢れたボンドを拭き取り、穴に爪楊枝を差し込みましょう。
春夏秋は12時間、冬の場合は丸1日、補修個所を踏まないようにしましょう。
また、ボンドはさらさら系なので濡れティッシュで十分に拭きとれますが、もし「ペイントうすめ液」をお持ちでしたらそれをお使いください。
完璧に拭き取れます。
12時間経過しました。爪楊枝は根元で折っています。
本当に床鳴りがおさまったのか、試しに踏んでみましょう。
床鳴りがおさまっているなら補修成功です。
根元で折った爪楊枝をカッタ-ナイフで綺麗にさらい、かくれん棒やコ-クボンドなどで穴を目立たなくして完成です。
(動画内のきしむ音はカメラの三脚のものです)
仕上げは「フロ-リング床のキズを補修しよう」を参照してください。