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自分でクロス(壁紙)にペンキを塗ってみよう

クロスにペンキを塗ってみよう

自分でクロス(壁紙)にペンキを塗ってみよう

 

壁紙が汚いな―、と思っても、そうそう気軽に貼りかえる訳にはいきません。
特に、一部分だけ汚い、という場合には困ってしまいます。

そこでご提案。
”貼りかえたい壁紙の部分だけペンキを塗る”、というのはいかがですか。

 

 

壁紙用塗料ってどんなの?

最近は単なる水性塗料だけでなく、壁紙に塗る用途として低臭性や環境に優しい安全性を重視したペイントがホームセンターに売られています。
必要な道具がセットになったものも販売されています。

ペンキ(2リットル)・・・2,000円前後

ローラーセット・・・1,500円前後

 

病院や老人ホーム、学校、保育園などにも安心してお使いいただける、という事なので、さっそく壁紙に塗ってみましょう。

 


この部屋を綺麗にしたい。

 


塗装前の状態

 

この壁紙をペンキ塗りで綺麗にしていきたいのですが、色々と下準備が必要です。

 

 

下準備その1 壁紙の状態を整える


まず、壁紙のはがれたところの裏側に専用ノリ(または木工用ボンド)を入れます。

 

 


指で少し開いてでもキッチリ裏側に入れましょう。指で押さえ、はみ出たノリはぞうきんでしっかり拭き取ります。
壁紙の浮きが直らない場合は養生テープなどで強制的に直します。

 

 

 


カビや汚れなどを除去します。
ヤニなどの汚れがひどい場合にはプライマーを塗る必要があるのですが、そこまでひどくなければ構いません。
(どうせペンキを塗るので少々の汚れは問題なし)

 

 

 

 

下準備その2 壁紙以外に塗料がつかないようにマスキング


ペンキが落ちても大丈夫なように床を養生します。
その他、窓枠など壁紙の取り合い部分をペンキで汚さないようマスキングします。

養生テープで大まかにマスキングをし、マスキングテープで細かい部分をマスクします。
また、どこまで塗るのか塗装範囲をマスキングテープで区切ります。

養生テープの接着力が家具や建材の化粧面を痛めてしまいそうな場合、あらかじめ養生テープの接着力を弱めてから貼るようにしましょう。
服などのホコリを養生テープで取って(接着力を弱めて)から使うのがエコな感じ

 

 

 


コンセントカバーは外しておきましょう。
下側にへこみがあるのでそこにマイナスドライバーを突っ込んでひねるとコンセントカバーが外れます。
コンセントカバーを外したあと、周りをマスキングしておきましょう。

 

 

 

さっそく塗装開始!


細かいところを塗るハケのためにコップ、ローラー用にバケット、それぞれにペンキを注ぎます。

 

 

 

下塗り


まずはローラーでどんどん塗っていきます。

 

 

 


ローラーが入らないところや届かないところはハケで塗っていきます。

 

 

 

動画で見てみよう

壁紙塗装の様子を動画で見てみましょう。

 

 

 

1回目の塗りが終了!


一回目の塗り(下塗り)が完了しました。

塗った個所が完全に乾いてから2回目(仕上げ)を上塗りします。
夏は1時間、冬は2時間ほどで完全に乾きます。
(乾燥時間はペンキ缶に記載されていますのでそちらをご参照してください)

 

 


乾かしている間、ハケやローラー、バケット内のペンキが固まってしまわないようにラップをかけておくといいですね。

 

 

 

仕上げ塗り


2度目の塗りも完了し、仕上がりました。

限定的な範囲だけ塗る、というのも部屋にアクセントが出ていいと思います。
もっとビビットなカラーにしてもオシャレですね。

ちなみに、2度塗りで完成させるので、ペンキ缶に書かれた施工可能面積は半分になります。
ご注意ください。

 

 

マスキングを剥がす

塗り終わったら、生乾き状態になるまで待ち、マスキングを剥がしましょう。

生乾きにもなってないままマスキングを剥がすと、テープについた塗料が飛散します。
また、このまま完全にペンキが乾いたら、マスキングテープとペイントが一体化してしまい、テープを剥がす際、ペイント皮膜を持ち上げてしまいます。

なので生乾き状態の時に剥がすのがベスト!

 

 

 

仕上がり


マスキングを剥がして、完全に乾かし、完成です。
汚かった壁紙が綺麗に可愛くなりました。

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