石膏ボード(壁材)を加工してみよう!
ここでは石膏ボードの加工方法を勉強しましょう。
石膏ボードの加工は、壁の補修や新設など、内装系DIYにはなくてはならない技術です。
その割に、非常に簡単なので是非このエントリーを読んでください。
石膏ボードのサイズ
まず、石膏ボードのサイズは、910×1820(mm)です。
厚みは12ミリと9ミリの2種類があり、天井に9ミリ、壁に12ミリのボードを使うことが多いです。
壁や天井で使う資材なので、施工面積を石膏ボードのサイズで割り、必要枚数を数えたりするので、上記のサイズは把握しておきましょう。
これを様々な大きさに加工していきましょう。必要な道具は以下の3つ
カッターナイフ
ボードやすり
メーター定規
カッターナイフを定規にあてがい、ボードを切っていくのですが、小さい定規だとカッターナイフでケガをする恐れがあるので、できればホームセンター等で売っている標尺をメーター定規として使いたいです。
購入の際は1メートルか、それ以上の長さのものを買いましょう。
本来、この標尺は現場写真の施工高さや深さなどの写真を撮る時使うものなのですが、頑丈&真っ直ぐ(反らない)&安価なので、ウチでもカット用定規として採用する場合があります。
DIYならこれで十分ですね(以下メーター定規と表記)。
1mか1.1mのものを買いましょう。
どうやって加工するの?
加工(カット)の方法は切りたい長さに墨をつけた後は3ステップ。
- カッターナイフで表面(紙)を切り、
- 折って、
- 裏の紙を切る
これを繰り返し、必要サイズに加工します。
あとは切断面をボードやすりで整えて加工完了。
動画で見てみよう
ボードの加工について、もう少し詳しく解説した動画も作ってみました。
上記動画「石膏ボードの加工方法その2」で少し触れていますが、クロス仕上げの下地としてボードを使う場合、パテを入れるための面取りは必須工程なのですが、施工するボードが少ない場合は面取り鉋(メントリガンナ)を買うのももったいないですよね。
そこで面取り鉋なしでも綺麗に面を取ってみましょう。
まず、面取りしたい部分を5~8ミリくらいカッターで切れ目を入れ、ボードやすりを斜めに当て、面を取ります。
できました。こうすれば意外と綺麗に面取りできます。
まぁ、クロス(壁紙)を貼る場合はジョイントにパテを埋めるので、ある程度ラフな面取りでもOKなのですが、どうせならやはり綺麗に面をとりたいですね。
力むと怪我するので注意してください